こんばんは。限界おじさんです。前回の記事を書いてる際に、ふと思ったことがあったので、本日はそれについて書く。
この世界は競争社会。綺麗ごとををどれだけ並べようが、他者と比較され、勝ち抜いたものが評価される世界。
異論は認めん。
考えてみてくださいよ。
私たちは、生まれる前から過酷な戦いを強いられています。そう、精子戦争という過酷な戦いを。それを勝ち抜いた者だけがこの世への誕生が許されるわけですよ。
つまり、この世に誕生した時点で選ばし者なのです。
「皆さん、胸を張ってください!」と言いたいところですが、現実はそう甘くはない。精子戦争が終結したかと思えば、次は精子戦争を勝ち抜いて来た者同士で競うことになります。
小学校に進学すると、部活動で競い…
中学校に進学すると、高校受験で競い…
高校に進学すると、大学受験で競い…
大学に進学すると、就職活動で競い…
就職すると出世で競い…
意中の女性に選ばれるために競い…
子どもを良い学校に入学させることで競い…
子どものスポーツで競い…
裕福な家庭でありたいと資産で競い…
右を見ても競争。左を見ても競争。
そして、これらの競争に勝った者に対して、多くの賞賛と報酬が得られるシステム。終わりの見えない相対評価の社会。常に周りの目を気にして生きていく世の中。X(旧Twitter)などのSNSにおいては、それらが顕著に表れている。マウント合戦の権化のようなもの。
ブログもそう。同じような脛に傷を持ったブロガーから攻撃をされたりするのよ?意味わかんないでしょ?本当にクソみたいな世界。
他者との競争の中で生まれてくる、妬み、嫉み、僻み、恨み。
それに伴い、良好な人間関係も維持できなくなったりする。上昇志向がある内は、そのような競争に身を投じても頑張っていけるが、己のキャパを超えた状態が長く続くと、心身ともに疲弊してしまう。
嫌になっちゃうわ。
私は、このような競争社会に嫌気がさして自ら脱落(世間体など気にせず無職になった)したのですが、気が付けば…
ブログランキングで競っている始末…
どこまでいっても競争なのよ。でもね、他者との比較の先に「幸せ」など存在しない。そのような自己矛盾を抱えて今日も生きる。
現在の『貧乏・生活苦』カテゴリーランキング28位。