おはようございます。限界おじさんです。
昨日は、貴重な休みをダラダラと過ごしておりました。
が!
午後8時頃に突然、着信がありまして…
スマホの画面に表示されている名前を見ると…
『株式会社○○ 鈴木さん(仮名)』
は?こんな時間に突然なんなんだ…
(鈴木さんは、採用時の面接をした方で、いくつかのチームを統括している管理者。簡単に言うと、私の上司の上司の上司にあたる方。)
電話の内容
何の用なのか見当もつかない中、恐る恐る電話に出ることに。
お疲れ様です。限界おじさんです。
お疲れ様。お久しぶりです。今、電話大丈夫?
お久しぶりです。はい、大丈夫です。
仕事はどうですか?慣れましたか?完璧って報告を受けているけど…
いえ、そんなことありません。まだミスも多くて皆さんにご迷惑かけております…
まだ入社して2週間ですからね。限界おじさんなら問題ないでしょう。ところで、今の業務でAIを活用できそうなものある?
AIですか…?どのような課題を解決する目的で活用を考えているのでしょうか?
課題はたくさんあるんだけど、社長がAIで業務の効率化を図れないかと指示があって、現場の意見を聞きたいんだよね。
はぁ…AIっていってもピンキリですし、今よりも精度が落ちる可能性もあります。導入費用もかかりますし、費用対効果を考えると微妙な気がします…
前の会社でAIとRPAを試験的に導入している部署がありましたが、単純作業を人海戦術でやっているような業務でなければ効果はあまり期待できないイメージです。少なくとも、私の業務では親和性が低い気がします…
私がAI導入業務を対応することになる可能性も考えて、そのように答えた。
なるほど。社長がAI導入について近々会議するって言ってるから、色々調べているんだけどね…私がAIについてあまり詳しくないもんだから…他に仕事をしていて改善案とない?
改善案ですか…うーん。デジタルデータの管理を少し工夫したほうがいいのかなと。日頃から、フォルダなどで、機密性ごとに分類・管理しておけば、情報資産の棚卸しをする際に楽ですし、セキュリティ監査対応の負担軽減になると思います。情報資産台帳をまだ確認していないので、どのような情報資産があるのかは把握していませんが。
たしかにそれはアリかも。次の監査では、限界おじさんも立ち会ってもらえない?監査の担当とかどう?時間ある時にでも台帳を確認してみて。
え?いや…今の仕事でいっぱいいっぱいです(汗)
そうだよね。とりあえず、社長には、AIの導入は少し難しいのではないかと伝えようかな。夜遅くにごめんね。お疲れ様!
はい!お疲れ様です。
電話を切った後、話した内容を自分なりに整理してみた。
- 管理職(私の上司)に相談しても前向きな回答がないから、私に電話をかけてきたこと。
- 漠然と『AIで業務効率化をする』と社長が指示を出していること。
- IT分野にあまり知見がない私をセキュリティ監査の対応に充てようしたこと。
- 会社のスマホへのショートメールだとレスポンスが遅いので、何か連絡事項があれば個人LINEに送ってほしいとのこと。
モヤモヤとして言語化できないのだが…
すげぇ嫌な予感がする…
社長の思いつきでトップダウンで振り回される職場なのではないかという懸念。
ある程度慣れた段階で、また新たな業務を任せられるんじゃないかという不安。
人間関係における距離感の近さに対する違和感。
ちなみに、鈴木さんは本社に出勤しており、普段はやり取りすることも会うこともない。が、来月からは私のポジションが変わるので、頻繁にやり取りすることになるであろう。
今回の電話で、色々と分かったこともあるし、会社の問題点もなんとなく見えた。
ただただ不安しかない…