こんばんは。限界おじさんです。
夢の祭典『KERINグランプリ2024』が終わりましたね。
私はお金がなかったので投票できませんでした。なので、レースをネットで観戦した感想を述べます。
ちなみに、眞杉選手頭で予想を組み立てていました。
まず、初手の並びから。
眞杉-平原・脇本-古姓・清水・北井-郡司-岩本・新山
この並びを見て、嫌な予感がした(古姓がスタートを取る前提で、レース展開を予想していた)
それでも、南関ラインが主導権を握り、眞杉が中団にハマると思いながら観戦していた。
眞杉がけん制を入れつつ、南関ラインを出させる。
北井は郡司にG1を獲らせてもらった恩があるから、前に出れば、主導権を譲らず死に駆けするはず。私はそう予想していた。おそらく、眞杉もそう思っていたからこそのけん制だと思う。
ところがどっこい。
北井が前を切ると同時にペースダウン。
は?嘘でしょ…
正直、北井のこの動きは想定外だった。未だに理解できない。
その結果、眞杉包まれて隊列短くなる。
それを見逃さず、脇本が一気に発進。
さすがとしか言いようがないタイミング。
北井が焦って踏むも、後手に回って勝てるほど甘くない。(脇本は輪界最強の脚力だぞ?)
脇本が完全に出きって、近畿ラインにつけていた清水も続く。
この時点で勝負は決まった。私の予想は完全に崩壊。というか、北井がペースを緩めた時点で予想は崩れた。
静岡バンクの特性上、逃げが残りやすい+番手としても最強の古姓ということもあり、仮に、脇本が垂れても古姓で決まる。
脇本がバケモノじみた脚力を発揮。早いタイミングでかましたにも関わらず、皆、追走で精一杯。
郡司、眞杉と捲りにいくが、まったく届かず。北井は何もできないまま最後尾へ。
最後は古姓が差して、それに続く清水。古姓・清水・脇本の順で入着。
脇本すげーと思った。大舞台での判断力と脚力。シンプルに強い選手が勝ったという感想。仮に、上手くいかなかったとしても、気持ちのいいレース。外れても納得できる走りだった。
それとは、対照的に北井と眞杉は何もできないまま終わった。
眞杉は北井の走りが想定外だったため、組み立てが狂ったんだと思う。ツッパルべきだったかもしれない。しかし、北井の徹底先行を考えると、けん制入れて前に出させるのがセオリー。
ぶっちゃけ、北井が先行しても脇本が捲っていたかもしれん。そのぐらい脇本は強かった。
ガールズグランプリもそうだったが、大舞台で結果を出す選手って覚悟が違う印象を受けた。
すごく勉強になった。
来年のグランプリは参戦したい。以上。